はん助奮闘記

こだわりの発掘

2018年9月5日
から はん助
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見えない所に道を創るということ

苦境はチャンスかもしれない

印鑑職人には二つの能力が求められます。

印鑑を彫るということ、そして文字が書けるということです。

以前のように機械も文字フォントもない時代は

印鑑職人の天下だったと思います。

二流三流の腕でも商売はできた時代がありました。

今のように文字フォントを機械で彫る時代では、ある意味

印鑑職人は特徴を出せないと、生き残れない戦国時代です。

文字もそれなりに出来ている上に、荒彫りまでなら優秀です。

ただ、一番大切な仕上げ作業は出来ないということに加え

一番大切なオリジナル性に欠けるという大きな欠点があります。

この大きな欠点を隠して商売ができている時代に

印鑑職人は何ができるのでしょうか?

モラルの低下が招いたこと

今年のはじめに、日本年金機構の委託業者の『SAY企画』による、

再委託によって、中国への情報漏えいのニュースが報じられましたが、

入札の際、価格に重きを置いた弊害が現れた事件です。

前にも触れましたが、官庁の印鑑の入札でも安価な金額で

中国製の印鑑が彫られ、トラブルになったことがあったと聞いています。

中国製の文字フォントが使われていたため、彫り直ししたそうです。

(頂いた大臣賞の大臣の印鑑を見るたび残念でなりませんが)

共に安価第一で要求水準という縛りがない、モラルを欠いたことだと思います。

伝統的工芸品

山梨県の甲州手彫り印章が経済産業省から伝統的工芸品として指定

されたことは、印鑑の認知度をあげるためにとてもよいことです。

ただ、印鑑は山梨だけで彫られているのではないという問題があります。

他県でも多くの印鑑職人が存在しているため、特定の県に限定しているので

他県では、制度の恩恵を受けることが出来ていないという現状があります。

それでも道を創りたい

それでも道を創りたいと想うのはなぜ?

はんこ(印章)を彫るのが好きなんでしょうな…

商(あきない)は、経営理念や販売が車の両輪を支える一方ですが、

もの作りの情熱も一方で大切な部分だと信じています。

ただ、自己流がいいと言っているわではない

自己流というのは、時には独りよがりになってしまい、

本来守るべき基本から逸脱してしまう危険性もあります。

私の場合、我が強い方なので常に気をつけるようにはしています。

具体的には、今でも現役で競技会に参加すること、

そして、師に恥じない仕事をすること、

その上で、新しいことにチャレンジをしています。

今までにない、印鑑書体に向き合う努力をしています。

印鑑書体に限っても、一般的に6書体+1書体がありますが、

楷書体・行書体・草書体・隷書体・古印体・篆書体+印相体

どの書体でも現在は文字フォントが作られていますので、

独自性を出すためには、少しオリジナルを強調しないと

一般の方には区別しにくいでしょう。

舟月のオリジナル書体は、

流麗篆=小篆風印篆を独自に収めた書体ですし。小篆を使うこともある。

賢豪篆=印篆です。

和文篆は独特の理論構成で創作した書体ですが、

万畳篆=九畳篆をアレンジして創作しています。

独自の感性と理論で彫られるハンコは、私にしか彫れないんです。

それこそオリジナルでしょう。

自己流ではありますが、内容のある自己流はいいと思っています。

30.7.22奥多摩へ山登り。リュウ

 




2018年9月4日
から はん助
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印鑑選びのコツ・小田原印判

傘と印鑑は必需品

傘は、日常生活を営む上でなくてはならない必需品です。

雨が降れば傘をさす。当たり前のことです。

同じように、印鑑も役割があり使用されています。

意思の確認のため印を押して残すことです。

傘と印鑑の違い

多くの場合、傘がなくても雨に濡れるだけで

お風呂に入り着替えれば、とりあえずリセットすることができます。

雨から守られるのは、傘を差した本人だけです。

さて、印鑑はどうでしょうか。

まず、多くの場合本人だけではなく相手が存在するケースです。

「限定された記載について証拠を残して証明する」。ことが求められます。

意思の確認のためで、後々問題が生じてもさほどでもない場合もありますが、

金銭を伴う場合は、損害の発生も考えられます。

そのため印鑑には、見た目以上の役割があることを認識しておくことが大切

と言えます。

野菜と印鑑

野菜を買うとき、多くの場合生活圏の中で求めることでしょう。

近くのスーパーではなく遠くのスーパーへ何時間もかけて買いに行く

ことはしないと思います。その理由として品質にあまり差がないからです。

それでは、印鑑の場合はどうでしょう。

はんこ屋が近くにあるから。デパートだから安心。通販だから便利。

この「近い」「安心」「便利」は買い物に於いて重要な要素でありますが、

それも品質にあまり差がないということが前提にあるように思います。

傘であっても、野菜であっても、これは開運です運が開ける。とはなりませんが

印鑑には多く使われ、利用され、殺し文句になっています。

機械化の影響で簡単にはんこ屋さんが営まれているのが現状です。

農家のように愛情と責任をもって、長年の経験で野菜を作っているのとは違います。

一週間あればはんこ屋さんができてしまうのです。

はんこ屋さんが販売している印鑑は、あまりにも品質に差があるということです。

意外な落とし穴

野菜の場合、生産性は生産者の生活に直結するため

最低限の農薬の使用は認められています。

それでも消費者の健康に問題にならないような配慮がされていると思います。

印鑑の場合も印鑑専門店(印鑑を彫る技術をもっているお店)の多くが

印鑑の重要性を認識して、モラルに反しないよう努めていると思いますが、

そのようなはんこ屋は、とても少数になりました。

薄利多売が可能な環境では、モラルは存在していません。

見分け方の方法として価格が参考になりますが、これも絶対ではありません。

広告宣伝に多くの投資ができるはんこ屋はどのようなはんこ屋か

見極めるのも良いかと…

一本の印鑑を彫るには時間と技能が必須であることに変わりません。

技能検定一級は手彫りで行われますが、法人の代表印(廻文・かいぶん)

4~5時間前後で彫っています。

一方、機械彫りの彫刻では早いもので6分~7分(仕上げしないとこれで完成)

機械彫りだけの印鑑に比べ、手彫りの場合トータルで20倍以上の手間が掛かって

いると、それだけ手間をかけないとしっかりとした印鑑はできないということです。

技能士(印鑑職人)=いいハンコ!?

しっかりとしたハンコを彫るための技能があって=いいハンコができる。

このことは当たり前のことですが、技能を持っているはんこ屋さんがすべて

いいハンコを彫っているとは限らないということ、

技能は、継続してこそ技能です。そして劣化するのも技能です。

若い時に優秀な技能を身につけて、多くの受賞歴があっても

その後の継続(努力)がなければ、彫る感覚は劣化します。

頭ではイメージできても、身体とくに指先は動いてはくれません。

しかし、商売では優秀な技能を旬が過ぎても掲げ続けます。

ここを判断することは難しいことですが…

老舗のはんこ屋さんにも少なからずありそうな気がします。

昔取った杵柄(きねづか)って感じです。

作り替えるという選択肢

印鑑を作って登録しても

印鑑は簡単に改印できます。(法人の場合は少し大変ですが)

自分に合った印鑑を探すことも良いかと思います。

最良と思える印鑑はあなたとこれから長い間共にする

相棒ですから。

 




2018年8月28日
から はん助
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自用印から印鑑の書体を考える

楷書体の印鑑を彫ってみた

私の自用印ですので、公開します。

唐代の楷書の名手・欧陽ジュン(言偏に旬)の代表作

(九成宮レイ(酉偏に豊)泉銘)を見本に彫ってみた。

碑文に彫られ、文字間は広く整然と並べられており

印として枠の中に閉じ込められた空間では生かされない部分を

改めて感じたが、基礎的な勉強として捉えています。

フォントでも完成された楷書がありますが、

自分で文字の余白の取り方や特徴を見つけながら

書き、彫って仕上げを行わなければ、仕上げで手は動かない

ふと思い出した言葉が胸中成竹(きょうちゅうのせいちく)です。

「胸中に成竹あり」は、創作する中でとても大切なことです。

意味は、 成功の見通しを立てておいて、前もって準備しておくこと。成算のこと。

竹の絵を描く時は、先に胸中で絵を完成させておいてから一気に描くという意味から。…

文字デザインがいくら良く出来ていても、仕上げの段階で手が動くとは限らない。

そうならない為に準備は必要ということでしょう。

手本のない書体は大変

行書体+古印体(※切り離さないようにした)

AA-1

最初に仕上げたのがA、その後、補刀したのがA-1。サイズは12ミリ丸。

読みやすいことに加え、ツナガリが行書体の特徴ですが、印にするとやはり

一般の方には、文字フォントとの違いが判り難いので古印体を加味して

文字フォントではできない印にしてみました。

少し遊びを加えて?

最古の土偶(滋賀県・相谷熊原遺跡)。1万3千年前のものとされている

縄文の女神を見て思わず彫りたくなってしまいました。

女神のフォルムを枠の形として最初にデザイン

枠に合う文字を考えて、

文字は20種類ぐらい書いてみましたが、この変形した枠にどうしても合わない。

翌日になって、ふと思いついたのが、一風変わった口でした。

まあ自分が使う自用印ですから、こんな感じもいいかな…と

遊びの印に大切な事は枠を含めた全体の表情でしょうか、

奥が深いこのエリアは感性が占める領域。

出来のいい悪いはともかく、縄文の女神を見たときの感動が

生かされいればいいかな…と

(天地は10ミリ弱の印。)

自用印を意識すること

自己表現としての仕事をされている方は多くいます。

例えば芸術家。書家・日本画家・版画家・など、自分の作品というしるしとして

印を押しますが、印にもこだわりがあり、多くの印を持ちながらも

実際に使用する印は2~3個(印を数えるときは、カ(果に頁))といいます。

気に入った印とは、彫り手の側ではなく、使う側が決めること。

どんなにいい印が出来たと言ってもだめなんです。

相手の感性に合うものを作る姿勢も大事なこと…

まだまだ先が長い、ゆっくりと階段を登りましょう。

 




2018年7月30日
から はん助
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小田原のはんこ屋・ブログ

ブログで伝えたいこと

数年前からブログを書き始めました。

最初は、契約先でもあったNTTの「ブログ人」でしたが、廃止されることになり

以前の投稿を受け継げることも考えて、「gooブログ」にするつもりでいましたが、

いろいろと考えて「ワードプレス」に決めました。

自分でホームページを作成していることもあり、何と言っても

他の広告が掲載されないという点が決めてでした。

残念ながら、以前の投稿のデータを受け継げませんでした。

最近はブログに代わり、FacebookやSNSを利用する人が増えています。

ただ、自分にはブログが一番しっくりくる感じなので現状維持の状態です。

ブログで伝えたいことは、彫助のはんこ屋としての取り組みです。

そして、技術を発信し続けることで、日々変化しているということ、

たかがはんこ屋、されどはんこ屋でしょうか。

(彫助の看板犬リュー5歳)

活字で伝える以上のものを伝えること

思いは活字(文字を打つ事)で簡単に伝えられる。

しかし、その真偽を確かめる事はできにくい。

その手助けにブログで発信する意義はあると思っています。

自分よがりになってしまうことは戒めながら

誠実にと…

実際に彫って押した印影を載せる意味

ブログに載せる印影は、全て見本として創作したものです。

書いた文字では、実際に彫刻したときとのアンバランスが出てしまい

彫刻作業の肥やしにならないためです。

(大体の見本は15ミリ丸に彫っています。)

注文で頂く意見は宝の山

印鑑の注文で校正をお見せするときに頂く意見は

大変参考になります。漢字の「和文篆」を考案するきっかけにもなりました。

はんこ屋で扱う古い文字は読めなくてあたりまえで

何の疑問も持たずいましたが、読めるようにして欲しいと

思う方が意外に多いため、重い腰を上げた次第です。

お客様の要望を受け入れつつ、文字本来の姿を守りながら

デザインして行く作業は大変ですが、頑張っています。

彫助の店長、私の家内も大変貴重な意見を言ってくれます。また

彫助の店名の考案者で、更新前のホームページのトップの写真も家内のアイデアです。

多くの方のお陰で職人をさせて頂けることに感謝して

今後も発信して行きます。

 

 

 




2018年7月29日
から はん助
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小田原から発信?印判の新しい可能性

少し大袈裟なタイトル?

伝統は残ってこそで、手作りに於いてはなおさらです。

印鑑フォントを使用するのは主に技術のないはんこ屋さんですが、

技術をもっているはんこ屋でも無視できないレベルになっています。

AB

CD

A=は標準的篆体のフォント文字。B=は小篆のフォント文字。

C=は印相体(吉相体)のフォント文字。D=は九畳篆のフォント文字。

文字画像は実際より粗くしてありますので、実際はとても綺麗です。

A・B・Dは「善」。Cは「舟」。

どうして無視できないのか?

文字を書く技術は大変なことで、修得するまで何年も努力する必要があるからです。

その手間を省けるなら、と考えても自然なことです。

ましてや、安売りのはんこ屋は印鑑フォントを使って

手間を省き商売をしている現状があるので…競争するにも

あまりにアドバンテージが大きすぎると…

同型印が出来てしまう以外にも問題が。

仕上げ作業を省いた荒彫り印鑑しか出来ないことです。

しかし、世の中で使用されている印鑑の8割以上

もしかすると9割以上の印鑑は荒彫り印鑑(仕上げをしていない印鑑)です。

今は、これがスタンダードとも言える現状です。

 

印鑑技術者にとっても、価格で敵わないことが一番の問題でしょう…

仕上げをした印鑑をスタンダードにするために

荒彫り印鑑ではなく、仕上げ印鑑がスタンダードになるために

技術者がすべき事、価格の、見直しも大切ですが、

手彫り印鑑の魅力を高めること、新しい発想をもつことだと思います。

今までの常識に囚(とら)われない考えが出来るかが鍵です。

「さくら」

ひらがなの印鑑にも、もっと威厳を持たせるようにすること。

「井上」A

文字フォントでは追いつけない印鑑デザインを創作すること。

そして、今までにない読みやすい文字を使いながらも

篆書体の持つ威厳や重厚さを兼ね備える印を創作すること…

会社で使用する印鑑の課題

何と言っても、会社で使用する個人の印鑑は、

読み易さが求められます。読みやすい印鑑は、

書体が楷書的であり、古印体・楷書体・行書体・隷書体などで

印鑑の書体として重みが出せないのが課題のひとつ、

個性も出にくい。

「井上」B

これは読み易さを優先して、創作した印鑑です。

画数の少ない名前(井上と彫ってあります)に向いている

和文篆です。

A=は少し大きめのサイズを考えてデザイン

B=は、小さめのサイズに合うようデザインしています。

印として文字をデザインするのに、時間が掛かってしまうのは

仕方ないことですが…

 

これからも魅力ある印鑑づくりを小田原から

発信できればと考えています。

 




2018年7月21日
から はん助
記憶に残る書体・仕事印・和文篆 はコメントを受け付けていません。

記憶に残る書体・仕事印・和文篆

会社で使用する印鑑は読みやすい方がいい?

A 

仕事で使用する印鑑は、決済や承認・確認などで使われます。

Aのような印の書体だと、他の者からは、読み難くいので

読みやすい書体で作成される方が多いのではと思います。

B 

Bのような書体だと個性的で読みやすく、印としての

独自性もあるような気がします。

この書体は、和文篆ですが、画数の少ない文字に適しているので

赤井・井上・市川など画数が少なく普通の書体だと

主張がなくありふれた感じになってしまう苗字に向いています。

社長の印鑑に最適?

先日、ある会社の社長様が替わり印鑑の文字を見たい

とのことで3書体デザインしました。

①古印体・②硬めの篆書体・③和文篆

選ばれた書体は、③の和文篆でした。

特に画数の少ない苗字でしたので、気に入られた理由は

線に太さもあり、ありふれていない書体だったからでしょうか。

フォントでは出来ない印鑑の文字デザインをこれからも

積極的に創作して行きたいと思っています。

 




2018年7月9日
から はん助
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コメントを受けつける設定にしました。

スパム投稿が減ったので

ここ1年間スパム投稿で大変でした。

多い日は一日に送られてくる迷惑メール等は数百件。

今は、月に2~3件ですので対応できるレベル。

現在6月以降の投稿について

コメントの投稿を許可する設定にしました。

書体のことなど気軽に!

書体のことなどお気軽にコメント下さい。

お待ちしています。

自分の名前だったらどんな感じになるのかなど

できるだけお答えしますので…

7月9日、店からの天気。青空と入道雲

記録的速さで関東が梅雨明けと思ったら。

大雨続きで西日本は大変な被害です。

同じような状況に見舞われたら

私のお店も一溜まりもありません。

国のインフラ整備の疲弊を憂えるばかりです。

看板犬は今日も元気です。

早いもので、もう5歳。毎日来店するお客様に

可愛がってもらいとてもありがたいです。

 




2018年7月6日
から はん助
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マイブームと創作印章

趣味の領域?

自分で作った黒水牛+竹の印材

印面サイズ18ミリ丸、丈120ミリサヤ付。当りは象牙。

サヤ付のためケースが無くても印面は保護できる。

さすがにケース入らないし、ケースを作ったら大変お金も

掛かるし、まさにオバケになってしまう。

印を押さなくても、見ているだけで楽しい

自分らしさがそこにはある気がする。

自分が欲しいと思えるかが、まさにマイブームでは。

創作というイメージの持つ罠(わな)

印面(印影)を創作することを私は大切にしている

文字デザインではあるが、印としてまとめることを優先している。

創作する=勝手気まま。と非難することもできる。その通りである

何事でも基礎・基本は大切で、長い年月を経て残っているものです。

勝手気ままにならないよう常に自分を正すことは、意外とできない。

できるとすれば、師(尊敬できる先生)をもつことであろうか、

私の書道の師は広畑筑州。印刻の師は庭野清・土屋和夫である。

私が学んだ師は、皆、妥協は許さないという厳しい面があり、

とっても怖い存在である。

技術は劣化するか?

日々の努力をやめることで劣化しはじめると思います。

どんなに素晴らしい、賞歴の経験者であっても…

特に手を使って行う作業の場合は間違いなく。

劣化しづらい部分は、頭で考える部分で、

評論したり、説明をしたりする能力は残ります。

ただ、一度身に付けた能力(技)は、努力することでまた

元に戻すことはできると思います。

老化によるハンデは年々大きくなりますが…

自分にとってのマイブームは?

日本の古代史ですかね。

縄文時代の遺跡から、稲作の跡が見つかったりしていて

歴史が変わろうとしている。

因幡の白兎に登場するワニですが、

日本ではいなかったとされたワニの化石(6メートル以上の大きさ)が

幾つも近畿で見つかっているなど

年をとってもワクワクする面白い発見が沢山あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




2018年7月4日
から はん助
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輝け!マイブームと創作印鑑

マイブームって…

創られた流行の意味合いが強い「先端こそがカッコいい」という追求の失速のあと

個人の豊かさの実現は多様化が進んだようで、流行に敏感な面がある一方

自分の中での関心・興味・趣味・楽しみは、各自の価値観や感性に基づく等身大の

「個性」が追求されるようになってきたように思える。

「マイブーム」とは…個人的に、はまっていることを指すようで、

別に世間的に全くはやっていなくてもよい

1997年流行語大賞(命名者:みうらじゅん)

創作印鑑の可能性は…

可能性を考えるよりも、発信し続けることができるか?

魅力と感じて貰えるかが全てであろう。

創作とはそういうことで、ない物を創りだすことであり

印鑑(印章)にもできると思えるかが重要。

現状の世界は厳しい、ただ、新しいものは

そういう環境だからこそ生まれると…

お客様の感性と向き合う

少し前に、和文篆の注文を受け

文字デザインを見てもらったときのことですが、

※そのときの印影デザインは公開できないため見本を表示。

ここの線を、こうして欲しい…コピーして指摘通りに修正。

見比べる。また、ここの部分が気になると…修正。

何度か修正を繰り返し。最初の文字デザインと比べて見る

どうもシックリしないようで最初のデザインに落ち着いたり

私も実際デザインを考えるとき同じようなことを繰り返している。

一箇所気になって修正を加えると全体のバランスが崩れ

また、直すといった感じで、それでも何とか試行錯誤しながら

まとめて行く、以外と大変な作業なんです。

創作は文字だけではない?

これは、水晶の持つ色合いの綺麗さと

象牙の持つ印材としての優位性のコラボを形にしたもの

牙次水晶の印材です。

水晶は石材ですので手彫りに適していませんし

繊細な彫刻も出来ない欠点がある。

その欠点を、象牙の印面にすることで補うために加工したもの

とにかく加工費が高額で水晶+象牙の材料費を上回る上

印材屋さんも手間代もでないほど時間がかかってしまうため

数本制作して現在中断中(2~3本は販売しました。)

それ以外にも竹と黒水牛のコラボの印材を自分で作りました。

HPのトップページに載せていましたが、

お客様の目にとまり、今はありません(売れてしまいました。)

木工旋盤が25万円。これがあればと思いつつ…

まだまだ構想は沢山ありますが、印材コストが高くなり過ぎ?

今後の課題です。

 

 

 




2018年6月30日
から はん助
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さくら・を和文篆で彫ると?

毎回違った感じになる?

今まで、「さくら」という女の子の名前を和文篆で2回ぐらい

彫りました。でも今回彫った感じは全然違った感じに…

今回彫った「さくら」

その前に彫った「さくら」

今回の方が読みやすく出来たかなと思う。

前回彫った文字のイメージを参考にしないことで新鮮な

感覚でデザインができたのでは、

最近、和文篆を彫る機会が多くなり今までよりも理論整理が

容易になったこともあるかなとも思う。

ちょっと失礼、看板犬のリュウです。

散歩が大好きな5歳…

一文字づつ見てバランスは取れるのか?

基本的には、一文字づつバランスの良い形で考えます。

でも、それぞれが独自の美しさがあり、丸の中に

収めるときには全体のバランスも大切なので

それぞれが譲り合うことも考慮しなければなりません。

妥協を強いられる部分もあります。

最終的には、全体から受ける印象が重要ですから、

そのへんが創作の難しさでしょうか。