はん助奮闘記

こだわりの発掘

2019年7月10日
から はん助
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看板犬のリュウで~す。

七歳の夏

看板犬のリュウです。

最近、ちょっと体重が…

3,900g。体にキレがない。

散歩は、1日3回。

昼の散歩は、お店の入り口に配達中の張り紙。

レッツゴーって感じです。

あ!

お風呂は、1ケ月に2回くらいかな

小さい頃、湯ぶねにつかり

心臓がバクバクになり

それ以来、シャンプーとトリートメントでおわり

即行出たいアピール。

ドライヤーかけて完了って感じ。

お店では、吠えません。

みんなが可愛がってくれるので幸せ気分。

でも、気疲れってあるんですよ。

愚痴はダメダメ、

会いに来てくださいね!

 

2019年5月24日
から はん助
印鑑の彫り直しの依頼について はコメントを受け付けていません。

印鑑の彫り直しの依頼について

印鑑の彫り直しのをお薦めする理由

印鑑を新調するときには、印材代金+彫刻料+ケース代金+消費税などが

印鑑代金の中に含まれています。

象牙などの印材は、高価であるため彫り直しが彫刻料だけで済めば、

新規作成に比べるとかなり価格を抑えることができます。

また、新調した印鑑の文字が気に入らない場合でも同じことが言えます。

おじいちゃんが使用していた印鑑なども想いれのあるものなので

彫り直して使うなどもいいと思います。

彫り直しができない印鑑

柘植(つげ)材のように、朱肉が浸みてしまって彫刻に不向きの

材料もあります。また、水晶などの印材や天然の象牙印材でも

印鑑の印面以外にもひび割れがあるなど彫り直しの出来ないものもあります。

大抵の印鑑は彫り直しはできます。

ハンコの彫り直しは縁起が悪い?

仏滅よりも大安を選ぶことが多いことはごく自然な気持ちではないでしょうか。

縁起は悪いよりも、良い方がいいに決まってます。

印鑑と縁起を組み合わせてこじつけている業者(はんこ屋)はいます。

霊感商法まがいの売り方で買われる人たちも相変わらずいると思います。

「縁起がいい」という言葉はある意味魔法のようなものです。

楽して儲ける象徴なようなものと自分は思っています。

消費者がもっと賢くなることが一番大切だと思います。

印鑑を依頼されるときは、「吉相」という言葉にはご用心

印相印に見る現在の職人レベル

吉相印・印相印・開運印鑑に頼って努力しない業界の問題

大半はアウトサイダー(印章専門店以外のはんこ屋さん)が

用いている売り言葉ですが、印章専門店の一部では

それを利用しないと商売が成り立たないようになっている。

当店は、そのような売り言葉を利用していません。

蚊帳の外ともいえますが、商売人であるまえに

ものづくりを大切にすることが基本だと…

 

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2019年5月16日
から はん助
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はんこ屋には犯せない領域がまだある

はんこ屋の聖域

はんこ屋さんで扱う代表的なものに印鑑ゴム印がありますが、

一般的に印鑑は手彫りと機械彫りの違いよりも価格優先で選択される場合が

多いために手彫り技術が問題にされない現状があります。

ゴム印に於いても様々な製法を用いて作られますが、

手彫りのゴム印だけは、本当の職人技術がないと作ることは出来ません。

正に手彫りゴム印は素人には手を出すことの出来ない領域と言えます。

令和元年度にゴム印の一級技能検定が行われる

ゴム印の技能検定は本当に久しぶりに実施される予定です。

平成14年以来17年ぶりになります。その間ゴム印の一級技能士は

出ていなかったことになります。私も2級のゴム印検定は合格していましたが、

当時の先生から2級は1級より難しいと言われ次のステップに行く気持ちが

起きなかったことを思い出します。

神奈川県印章訓練校出身

全国で唯一の印章訓練校を出ていれば

ゴム印彫刻は必修でしたから、当然彫ることはできる。

基本が出来ているので、ブランクがあっても

やる気になれば一級の技能検定を受検できると思います。

手彫りゴム印は素人には手を出すことの出来ない領域だからこそ

今の時代、印鑑専門店の職人はゴムの一級技能士になる

意義はあると思います。

五月の連休は大変でした。

4月の27日に歯がとれるも連休で歯医者は休み。

パソコンに不具合が出て、息子の手を借りて

パソコンを新調することに(こだわりの組み立てで、モニターを除いても15万円)。

ホームページや印刷データ等あるので早急に対処することに

元来パソコンが苦手な自分が色々な設定を数日かけて…

その後、ぼさ狩り(草刈り作業)でブヨに噛まれてそれも6か所

翌日は、お岩さんのような顔になってしまい。皮膚科へ…

あまりにも醜い顔をアップはできないが、(家内は写真を撮って子供達へ送ったらしい)

皆さんくれぐれも、ブヨにはお気を付け下さい

 

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2019年3月26日
から はん助
技術の還元は彫り手の態度がすべて はコメントを受け付けていません。

技術の還元は彫り手の態度がすべて

各技術競技会での最高賞

印鑑彫刻を生業(なりあい)としている世界に限った場合、

その技術の腕試しの場は、全国印章技術大競技会・大印展・技能グランプリなど、

書道での篆刻部門では、その裾野は広く、日展・読売・毎日展・産経や

謙慎書道会展などの書道団体主催のもの、県展、市展など多く存在する。

実用印章に限れば、全国印章技術大競技会・大印展・技能グランプリがその場になる。

そこでの最高賞は、技術の高さを示している反面、出品者の中で一番という面がある。

歴代的にみてどれだけのレベルかは判らないということ。

技術者(職人)は、謙虚に前に進む態度が望まれます。

技術の還元は見えにくい

技術者(印鑑職人)は、いい印鑑が彫れるよう日々努力していると思います。

技術がお店の特徴と据えている。

中には、賞を取ることが技術の還元につながらないと思える人もいる。

持っている技術があるのに、サイトの見本書体がパソコン文字だったりする。

消費者にとっては困った問題だと思うし、印鑑に対しての信用も落としてしまう。

個人的な意見として言えば…

①印鑑を彫ることが好きな職人ならば、いい仕事をする確率が高い。

と感じる。

②先代の暖かい応援(援助)があり、期待に応えたいと強く思える職人。

この場合もいずれ①になって行くような気がする。

ただ、消費者には見えないし、判らない。

世の中には、より自分に合った印鑑を求めている人が沢山いる。

南は、九州から北は北海道まで当店のサイトを利用された方々と

接していると強く感じてしまう。

メールに託す想いは様々ですが、満足してもらえる印を彫ろうと

思います。学ぶことが多くあります。

もっと沢山の印鑑職人が育って欲しい。味気ない印鑑が

跋扈(ばっこ)している時代ですが…

 

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2019年2月20日
から はん助
「書の力以上の印は彫れない…」 はコメントを受け付けていません。

「書の力以上の印は彫れない…」

関心させられました。

時々、篆刻家や篆刻の話題を記しているブログを見る機会があります。

心に留まったのが、今城昭二さんのブログです。

その中で、師匠の保多孝三先生の言葉がありました。

書の力以上の印は彫れない…」である。

私の師匠も、他の篆刻作品にふれるとき、口癖のように言っている言葉に通じる。

篆刻作品の落款部分の文字を見て、印の上手い人の作品は、字も上手い。と…

書家ではないが、書家同等の力量が篆刻家には求められるということでしょう。

そういう考えの世界で篆刻を彫るということになる。

篆刻の道を歩むということは、簡単なことでもないと…

前段を考えると恥ずかしいが…

今、篆書の練習をしている。洒落た言葉にすると、臨書…

最初の文字は、普通には読めない。「昔」の篆書になる。

篆書を書く場合その前に文字の成り立ち、意味、読み、六書などの

中のどれに当るか、釈文がある場合はよいが、ない場合その作業は

少し大変です。それが終わってから、文字を写真のように書き始める。

文字の特徴を見極め、バランスのとり方などを探る。

次は、多字数をバランス良く書けるよう練習をする。

写真の二行目の4文字目(國)、5文字目(有)のように大きくならないようにしながら

個のバランスから全体のバランスを取れるよう書き込んで行くことになる。

これが、篆書を扱うための基礎になると思って…

看板犬リュウ

前の写真を撮るときに傍らにいた看板犬のリュウの写真も…

知らん顔をしているも、好物の「ササミ」と呼んだ時の見せたチラです。

全ては印を彫る

 

 

 

 

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2019年2月10日
から はん助
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篆刻の面白さと覚悟

ボツを恐れずやってみる。

「出入君懐袖動搖微風發」

君の懐袖(かいしゅう)に出入りし、動揺して微風をば発(おこ)す

意味…とのごのふところにさえ、出入りして、ゆれ動いては、

ここちよい風をそよふかす。

「裁為合歓扇団団以明月」

裁ちて合歓(ごうかん)の扇(うちわ)とすれば、

団団(だんだん)として明月に似たり

意味…そのきれを裁って、合せうちわにに仕立て上げると、

まこと円やかで、明月にもなぞらえられるほど。

共に漢の女流作家、班捷(女偏)予(女偏が付く)(はんしょうよ)、

の怨歌行の句。

予想通りのボツ

前に彫ったものが選ばれる結果になりました。

前に彫った方が、印象が強い。その他にも指摘いただきました。

書道展への出品は、篆刻作品は初めてです。

実用印の世界で培った感覚がツキマトイ

なかなか思い通りにはゆきません。ハードルは高い。

お店から眺める富士山。

篆刻の面白さと覚悟

まだまだ篆刻の本当の面白さを表現できないが、

彫るという作業のすべてのことが、如実に現れる世界。

運刀の迷い…この部分はどう刀を運び彫り進めてゆくべきか?

起筆・終筆・運筆の形の習熟度等さまざまな迷いは

印影に現れる。その辺は書道と同じで面白いと感じる。

確かに経験を重ねて、彫るという感覚は身に付くと思うが、

最後は、文字の理解というか、覚悟をもって、篆書をいかに書道という

中で消化してゆくことができるかと感じる。

日本、中国を問わず優れた篆刻家は、優れた書家ということです。
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2019年2月4日
から はん助
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二月より日曜・祝日も営業します。

地域の方の要望に応えて

随分前から、日曜日はやってますか?と言われていました。

小田原の印鑑専門店は、ほとんどが日曜・祝日は休みため

せめて、当店では営業することにしました。

前もって予定があり休業する場合はHPにて告知するようにします。

第三日曜日は横浜へ印章の研究会がありますので休みとなります。

看板犬のリュウは日曜は休みに…

営業時間帯も変更になります。

月曜日から金曜日は、AM9:00~PM5:00

土曜・日曜・祝日は、AM9:00~PM3:00

平日は仕事の状況によりPM7:00頃までお店は開けていると思います。

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2019年1月7日
から はん助
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篆刻・自用印を彫る

自用印に用いる書体を選択

自用印として書体を選ぶときに、数年前に師匠(筑州)が半紙に鉛筆でさらりと

書いていただいた、ものを思い出し、(手元にないがどこかにあるとは思う)

その書体は璽印(じいん)風の文字であったので、

古じ(金偏に弥のつくり)の書体で彫ってみた。読み方は「こじ」

…秦の時代より以前の戦国時代の篆書。

 

   彫ったまま補刀なし。      印影を修正。

印面サイズは9ミリ四方。石は青田石を使用。印文は「清博」。

モロイ石に細かな彫刻をする

大きな鉄筆は繊細な彫刻に向いていない。中型の鉄筆も同じこと、

まして小さな印のため、小型の鉄筆を使用する選択をする。

彫刻法には、「押す」「引く」、2通りの方法があるが、最近の流行ではないと思われる

「押す」方法がこの場合最適と考え選択。

深さは、当然ながら浅彫りで、慎重に彫り進めてゆく。

最後に印面を綺麗に洗い、捺印。

更なる経験が必要と感じるも、石の選択も大切と思う。

もう少しきめの細かい粘り気のある石がいいのでは…

展覧会用に使用するために彫刻

締め切りが近いので彫りました。落款の後に押す印。

何もかも手探りですが…あとは、落款を書いて一応準備完了です。

師匠に了承してもらえるかは未だ判らない。彫り直しかな、

とりあえず恥をかくことも恐れず前に進みましょう。

手本はないので試行錯誤の繰り返しです。

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2019年1月1日
から はん助
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新元号2019年の幕開け・謹賀新年

謹賀新年

今年は1月4日より営業致します。

昨年以上に充実した1年を過ごせるよう努力して参ります。

大晦日の除夜の鐘を聞き、久し振りに御来光を見に静岡県の伊東市へ

川奈岬の展望台からの初日の出です。

日本は言霊の国、「あけましておめでとうございます。」

正月には目出度い言葉ではじめてゆくことで1年を乗り切れるのだそうです。

一級職人の証と向き合う年

もの作りはブランド化とパフォーマンス化が鍵を握る時代?

伝統的工芸品は国が認めるブランドのひとつですが、

地域限定・歴史的蓄積の証明性が求められる。

印鑑職人としては、大半が蚊帳の外になってしまいます。

そこに、新しくグットスキルマークというブランドが29年度より始まった。

一級技能士の資格を有していれば、可能性を生かすチャンスである。

以前に比べれば職人の数は激減している現状ではあるものの

まだまだ、多くの若い職人を含めて頑張っているのも事実でしょう。

特に厳しい時代だからこそ、チャレンジする人達の真剣さには

時代を開拓する気概さえ感じる。

ぬるま湯に浸かって儲けていけた時代は今はないと自覚できないようでは

先はないとあらためて感じている…

自己開拓の重要性と結果

努力だけでは生活はして行けない。

良い意味で儲けることができる。結果がなによりも重要だ、

でないと新しい世代は職人になれない。

若い世代に夢を与えられるよう、結果にも果敢に挑戦してゆきたいと思う。

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2018年12月29日
から はん助
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篆刻という世界に踏み込む…前に?

実用印章と篆刻との違い

実用印章は、意思の確認のために様々な場面で使われています。

印鑑登録することで証明手段として無くてはならないものになります。

国による制度が根幹にあり、印鑑の需要の安定もそれにより守られています。

基本的には、正しい文字が彫ってあればよいという正にに実用的な印です。

一方、

篆刻は、実用的な部分もありますが、主には芸術的分野で、

書道と同列であると思われます。

「方寸の美の世界」といわれることからも窺い知ることができます。

書道芸術の一分野の側面があり、使われる道具が筆から刀になったということでしょう。

落款印としての慣習が需要の根幹である。

印鑑職人が高みを目指してきたもの

印鑑職人の中には、

篆刻の考え方や技を印の世界に取り入れようと努力し研鑽を続けて来た歴史もある。

その一つが全国的な印章技術展覧会として受け継がれている。

書道を、より深く学ぶことで印に対する考えかたもさらに深くなっていった。

土屋渓舟(印刻の師)は、文字の線質を刀の使い方によって,

「切れ味」を表現するなど独自の世界を確立させた。

小川瑞雲は、実用印に小篆(小篆風)を広めることに尽力し、

展覧会への影響は、現在でも続いている。

そこには、書道芸術へのあこがれが根底にあって、

それをいかにして実用印章の世界に取り入れて行くのか、

試行錯誤してきたとも言えそうです。

事前に篆刻を知ることはできない。

知識として、篆刻とはこういうものだと判っているような気がする。

しかし、やはりその世界に入ってみないと現実は理解できない。

ということで、今月から書道の師匠(広畑筑州先生)に篆刻を習いはじめている。

先生は書家で篆刻家ではないので、基本から何をするのかは指示されないが、

展覧会に応募するなら、「先ず彫って来い、」以上。

以前にも一度、先生に篆刻を習う機会があったが、続けることが出来なかった経緯があり

その時は、習い事のひとつとしての感が強かったが、

先ず彫って来い。と言われた後の動揺と緊張感はさすがに前回とは違った思いに

ならざるを得ない。

試行錯誤して一本を彫り上げたが…

修正を指摘されることを前提に、

彫ったまま(補刀していない状態)で印影を見せたところ

「これはこれでいい。直さない方がいい。」 もう一本彫って来い。以上。

ただ、(印文を)半紙に文字を書いた部分については、

この方が文字が生きる、

立派になる等、多くの指摘を頂いたことはありがたいと素直に思った次第です。

修正して(補刀)仕上げていくことが当たり前の自分にとって

直さない選択の世界は、書道そのものだと改めて感じました。

書道で手直しすることはないですから…

篆刻も最終的には文字が大切?

当たり前のことですが、文字が大切

半紙で書き込むことで文字の形を詰めてゆく。

直す。直さないの差はありますが、

文字のデザイン力が実用印であれ、篆刻の印であれ、

基本であるということでしょうか。

この先、学んでゆくことで、多くのことを経験することになりそうです。…

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