はん助奮闘記

こだわりの発掘

2020年6月25日
から はん助
和文篆はひらがな文字の創作書体 はコメントを受け付けていません。

和文篆はひらがな文字の創作書体

和文篆は創作印章のひとつ

和文篆を創作するきっかけにはいろいろありました。

ひらがな文字は日本独自もので篆書や隷書などがありません。

印章の文字は、篆書体(神聖文字)の使用が大変多く、

篆書体の中には印篆と呼ばれる印章にするための文字があり、

長い歴史の中で使用されてきました。

日本ではひらがな印もありますが、

空間を抑えながら、立派(太さによる視覚的効果)に見える

書体はありません。

ひらがな文字の美しさを保ちながら立派な書体を

模索して出来上がったのが和文篆です。

注文印章で解説

印文は「つぐみ」です。

書体は和文篆。

実際に今戴いている注文であるため

詳細は公開しませんが、和文篆の印鑑デザインが

できるまでの流れを解説してみたいと思います。

①文字の形を書き出す作業。

イメージを広げるために

必ず行う作業です。

この作業は、実際の円の中に

如何に収めて行くのか多く書きます。

仕上がりのイメージが出来るまで

何回でも書いてゆきます。

ここが一番の難関になります。

③イメージが出来てきたら

丁寧に書いてゆきます。

柔らかさを線の交差するところに

加えて行きます。

次に、線の強弱や転折を考えながら

更に修正をしてゆくことになりますが、

常に全体のバランス、文字同士の間合い・大きさなど

同時進行で考えて行きます。

それで1段階目の作業は終わりになりますが、

大体出来上がった文字デザインを

眺めては修正を加えながら更に直して行きますが、

どうしてもしっくりこない場合は

最初からやり直すこともあります。

画像は「み」の一部ですが、

「つ」と「ぐ」は何回も書き換えて

バランスを取ることが出来そうです。

全体の画像をお見せできないのが残念ですが、

当店の注文で一番人気の書体です。

 

 

 

 

2020年5月14日
から はん助
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1年間を振り返って

昨年5月から現在まで…

昨年度は、大きなイベントがありました。

ゴム印検定が長い間、開かれていない中で

再開されることになり、

神奈川県印章研究会の指導員、指導員補、生徒を含めて

ゴム印の1級資格を取得する良い機会と思い、

腹を括る覚悟を持って、自身を当事者にすることで

機会を生かそうと、

1級の資格は、とてもハードルが高いものの

研究会所属でのゴム印検定1級の合格者は10名でした。

私も苦労した甲斐があり何とか吉報を受け取りました。

検定を振り返ると…

日々の仕事がある中での半年間は

32年振りの検定を乗り越える(4時間半の集中が必要)ために

筋肉トレーニングの習慣化も功を奏して

首(首の筋)が固まってしまう・手の握力が無くなるなどの

体力的(筋力)な年齢の壁を乗り越えることができました。

技能は仕事に生かすことではじめて報われるのですが、

その後、手彫りの小切手判の注文も積極的に受けています。

篆刻から書道への軸足変更

もう一つの変化が篆刻中心の活動を

再開して1年間、

謙慎書道会で秀逸を戴き、更なる高みを目指す中、

師匠(廣畑筑州)は言葉にはしないものの

(自力で)文字が書けることが全ての基準という話を

毎回の稽古で、ここ数か月、聞くことが増えたこともあり、

改めて書に軸足を移す覚悟をもったことです。

自身の書を完成させることを目指す。

言うがやすし、行うが難し

筆・形・布置の勉強は現在の生活の

中心になっています。

ブログの更新

以上のような様々な要因で

ブログの更新作業ができていません。

書きたいこと、伝えたいこと

書体見本の充実を含めてホームページ全体の

リニューアルも視野に入れて進めてゆきたいと…

これについては、大変な作業です。

外部に委託しないといけないか、

今まで通り、自力で更新するか…

自粛中はモグラ状態

私の住む小田原も自粛の状態が継続です。

外食なし、技能向上の研究会も公共施設の休館で

3月から休み、同業者の集まりもすべて取りやめ。

家内は農婦状態で明るい日々を野菜と過ごしている。

楽しみを持つため望遠デジタルカメラを買う

予定でしたが、とりあえず半紙を1万枚注文しました。

人生最大のハードルを乗り越えようと…

すみません。

ホームページにブログ記事の更新(4月25日)

「営業自粛のお知らせ」をしていたのですが、

当方のミスで、下書き状態でワードプレスの設定で

アップされていませんでした。

緊急事態宣言解除の県も本日14日からありますが、

神奈川は自粛継続のため内容に変更がないため

アップしておきます。

 

彫助ホームページへ



 

2020年5月14日
から はん助
臨時休業のお知らせ はコメントを受け付けていません。

臨時休業のお知らせ

日曜・祝日営業自粛の案内

新型コロナ感染防止強化に伴う

緊急事態宣言により

様々な業種で自粛の広がりが

一層増している状況の中で

当店としても当面の間

日曜・祝日の短時間営業を取りやめることにします。

何卒ご理解・ご了承を賜りますようお願い申し上げます。

平日(土曜日を含む)の営業に

変更はありませんが、

この先の状況次第では時間短縮・休業等の

判断をせざるを得ない場合もあります。

 

 

 

 

2020年2月9日
から はん助
2件のコメント

デジタル社会とサイバー攻撃

大それた見出しですみません。

一月は、技能検定最後になるとされる。(復活の道も努力次第?)

ゴム印の検定試験が1月26日に実施されました。。

木口の1級の前に2級までは取得したのですが、

当時の先輩に2級が合格できれば、

1級より難しいと言われてそのままに…

三十年振りに受検生として参加するために

ブログの更新どころか、見てもいなかったので、

スパムメールが650通。

それとは別に、コメントがありましたので

返信することにしました。

コメントを戴いた方に返信が遅れましたことお詫びいたします。

サインで用は済む時代ではと~

時代の流れというか、グローバルな世界では不便ではあります。

三菱電機へのサイバー攻撃

この事件が報道されたのが、1月20日前後でした。

隣国のハッカー集団による可能性が強いとのことです。

何年か前にも北朝鮮によるサイバー攻撃で

他国から多額のお金を盗んだとの報道がありましたが、

昔なら大変な騒ぎになります。デジタル社会ではないので、

強盗するするしかない。まあ起こらないということです。

日本は、性善説(人間の本来の性質は善であるという説)が強い国で

被害を受けやすい。残念ながら現状はそうですね。

りそな銀行の対応

2016年5月19日、3年後をめどに、主要な業務での印鑑の利用を原則的に撤廃すると

公表しました。印鑑を不要とし、

印鑑の代わりには、ICチップ付きのキャッシュカードや指の静脈を利用した個人の認証を行い、

電子的なサインも併せて活用する予定だということです。

それらは、デジタル技術の進歩ですが、

本当に安全性がこの先確保されるか疑問な気もする。

サイバー攻撃に脆弱な日本社会で

あまりにもデジタル化が進み

静かに盗まれて、大騒ぎにならない社会があります。

印鑑は基本的にアナログ

アナログは今の社会では、不便、面倒くさい、時代遅れ

と言われますが、

個人レベルで自分を守る方法としては安全性が高いと思います。

利便性は安全性とは同じではない現状も考えたいところでは

ないでしょうか。

 

印鑑って簡単にで偽造できるということを少し前に

ニュースのコメンテーターが言ってましたが、

手で仕上げられた印影はそんな簡単には偽造できない。

 

印鑑の機械を製造販売している。会社の社長さんが自社の印鑑を

そっくり真似て彫刻して銀行に書類を出したところはねられた経験を

業界誌で読んだことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

2019年12月23日
から はん助
令和2年はおもしろいぞ! はコメントを受け付けていません。

令和2年はおもしろいぞ!

今日は同業者で乾杯

小田原の組合も時代の流れには逆らえず、

加盟店は減少しています。

年の瀬もあって、恒例の忘年会でした。

お店にたどり着いて、さすがに印刀は握れず、

ブログを更新することにしました。

今、業界の一番の問題といえば、

やはり、後継者でしょうか、

彫助の家族で技能士の資格がないといえば、

本来の後継者である長男だけで、

家内も、長女も技能士の資格を持っています。

次男に至っては、一級印章彫刻技能士であり

指導員免許も取っています。

後は、今の彫助が次世代へ繋ぐ力量があるか、

安定した経済的方向性を確約できるか、

そして、何よりも後継者になる人が

腹を括れるかでしょう。

私自身、既定路線の思考回路では難しいと思います。

人生は一回限りですが、つぎの世代へ

引き継ぐことができるなら、何でもしたいと思っています。

大きな逆行に挑戦すること

誰もが敢えて、いばらの道を進む選択はしません。

急激な時代の変化に対応出来ずに

迷っている間に、あきらめの空気の中に

取り込まれている職人がどれだけいるでしょうか。

印鑑を頼むのに、正当なはんこ屋しか選択できない時代は

もう昔のこと。

時代のせいにせず、今の時代なら

どうして行くか真剣に行動してゆくべきかと感じます。

そして行動をしています。五十路はとうに過ぎましたが、

まだまだ、やれそうな気がします。

印鑑職人という立場、

書道をやれるという気概。

まだまだ先は長いと感じるも

今までの経験を活かし、加速度的に

進んでいる実感はあります。

しかし、結果がすべてですので

今後、2~3年は辛抱でしょう。

素人さんのはんこ屋が増えて、昔ながらの職人が減って、

ちょうどいい緊張感です。

行動を起こすタイミングは、今でしょう!

3年後を信じて彫助は前へ進みますよ!

ネタはばらせませんが

ここで、文字にしてしまったら

面白くありませんので

叶った暁にはまた…

本当にできるの?と言われそうですが、

言霊を信じることにしましょう。

日本人ですから…

 

 

 

2019年12月21日
から はん助
年末年始の営業につて はコメントを受け付けていません。

年末年始の営業につて

令和元の年末の営業予定

12月28日から31日まではお休みの予定です。

29日は一日お店にはおりません

その他の日については、状況をみて

お店を開けます。

令和2年の年始の営業予定

元旦より3日まではお休みします。

4日より通常通り営業いたします。

令和2年1月の休業予定

1月19日神奈川県印章研究会指導のため横浜へ

1月26日技能検定1級の実技試験のため横浜へ

以上になりますが、

本年中に賜りました。多くのご愛顧に

感謝いたすと共に

令和2年は、更なるサービスの向上に努めて参ります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年11月28日
から はん助
ハイボールを片手に思うこと はコメントを受け付けていません。

ハイボールを片手に思うこと

大変な時代です。

ブログのアップのペースが落ちている。

書体見本の作成も考えていますが、

生活が180度の変化の中で本当の試行錯誤の毎日です。

ハイボール片手にやっとブログを更新です。

職人としての思いと、時代の変化の中で

1年前には、篆刻を次の目標にスタートしましたが、

半年間篆刻作品を作成することに

没頭して、文字211文字、15㎝角の印稿も完成し

後は、印材と向き合うのみとなったとき、

また、方向転換180度。

篆刻は書の一部という現実と向き合う

師匠と向き合っている中で

現実の世界を見る。師匠は書家であるということ、

そして、芸術家。妥協はない。まるで

画家の高島野十郎のようだと思ってしまうほど、

実用印章の世界では、指導する立場であるも、

書道の世界では、カルチャーの域を脱していない自身を省みて

方向転換をしている。

楷書と向き合う日々

ここまで、機械化が進み

素人のはんこ屋が横行してしまう時代に

もう一段の高みを目指すことしか

印鑑職人が生き残ってゆく方法はないと日々感じるとき、

その高みとは何か、自問自答する。

自身の胸の中では決めているが、

動き出して1ケ月あまりでブログに書くことはしないが、

1年後、いや数年後には結果が形として出ているだろうから

またの機会にと思う。

表面的なものでしか選択されない時代?

最近特に感じることの中で

じっくりと中身をみて決めることに

今の時代の流れは、向ていないのか

早すぎる情報の世界では仕方ないことなのか、

新しいことを進めるときに

とりあえず、前のものを否定する手法がありますが、

気を付けたいことです。

彫助は、もっと上へ努力します。

お酒の勢いで書いているわけではありません。?…

今の時代、多数が正しいとも言えません。

何が、大切かしっかりと見極めてゆきます。

もっといいものを提供できるはんこ屋として

努力します。

店主の代わりに、看板犬のリュウで…

 

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2019年10月19日
から はん助
0件のコメント

「ラッキーですね。」

令和元10月19日午後5時11分の出来事

朝からてんてこまいの土曜日で、

市の功労者表彰で取材したい…

横浜の次男が急にお店に、自宅のカギ貸して…

石屋のお得意さんの昔の仕事をもらい…

5年前の…

食事ができず、午後5時。

看板犬のリュウに今日はと、

話かけて入り口のブラインドに手をかけたとき

外の景色に気が付き

慌ててカメラを持って外に…

 

前置きが長いなー

  

二重の虹が…

豊陣っていうお蕎麦屋さんの駐車場から撮ったもの

横を通り過ぎた女性が一言。「ラッキーですね。」

ほんとうですねって答えた。

その後、家内が画像を見て、

これが一番かな、

ですね。

 

今、言葉にできないほど、台風の被害があり。

日に日に情報を耳にしています。

お得意様に会っても、あのさどこどこで………

 

明日は、関内で神印研究会の指導があります。

やれることをしっかりやって

前に進みましょう。

 

追伸。

台風19号が小田原を通過した時、

午後8時に風が止まりました。

その後また…

お店からの撮影。午後8時。

 

再追伸。

今、台風が20号と21号。

ふう~。

 

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2019年10月1日
から はん助
0件のコメント

国家検定を活かすブランド

技能検定(国家検定)制度とは

先ずは、技能検定について

技能検定とは

技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを

評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャルプランニング

など全部で130職種(※)の試験があります。試験に合格すると合格証書が

交付され、「技能士」と名乗ることができます。

※都道府県が実施する職種:111職種/指定試験機関が実施する職種:19職種

(厚生労働省のホームページから引用)

とあり、印章彫刻もその中の職種の一つになっています。

働く人が、その仕事で身につける技能のレベルや高さを、検定によって

国が証明するのが「技能検定制度」です。

グットスキルマークというブランド

グットスキルマークの概要

この取組は、一級技能士等が持つ熟練の技能を活かした製品等に、

「グットスキルマーク」の表示を認めることで、優れた技能によって製作された

高付加価値の製品であることをを国内外の消費者に向けてアピールし、

ものづくり日本の再興と、熟練技能の継承を図ることを目的としています。

(厚生労働省のポータルサイトから引用)

 ⇐グットスキルマーク

彫助で制作される印章について今年度申請が受理され

一級技能士の和田清博が認定されました。

認定番号2018-14-110-062

現在認定された印章(製品)用のマークシールを作成中です。

10月上旬仕上がり予定。

もう一つのブランド

印章には、もう一つ一級技能士の資格があります。

ゴム印彫刻です。素人さんには手の出せない分野で

来年技能検定が実施されて1級に合格出来れば

道は開けると感じています。

たかが印章。されど印章。未来へつなげたい。

 

 

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2019年10月1日
から はん助
2件のコメント

象牙を取り巻く環境

象牙が悪いのか

少し象牙に関して風当たりが強くなっている感じがします。

グローバル企業は世界の風を気にしても仕方ないことでもあるのですが…

そもそも、象牙問題はアフリカで起こっている密猟や違法取引などです。

誰がお金を出しているのか、お金になるから起こること。

少なくとも日本ではないと思います。

根拠は、業界関係者の話で近年のアフリカにおける…

印鑑を使う文化

そもそも、印はシナ大陸の文化で公印として発達したもの。

書道などで使用する印は除き、現在の中国でも私印制度はない。

台湾や韓国での使用は日本併合時代のなごり。

日本で長く印章(印鑑)が使用されている理由は、

約束を守る民度の高さ・利便性・漢字の使用などがあると思います。

デジタルの急速な発達によりアナログ的要素の印章は

使用頻度が少なくなってきている。

先の見えない世界

近年、北朝鮮によるミサイル発射で混沌としていますが、

核爆弾を上空で爆発させると、インフラがすべて失われるといい

電気はもちろんコンピューターは使えなくなるそうです。

それは恐ろしいことで、デジタル社会は一時的に崩壊するという。

スマホは当然壊れて使用できなくなるということ…

何が起こっているのか…

近年、象牙に対して何が起こっていたのか

原因などどこも報道しない自由です。

先々月行われた。ワシントン条約締約国会議では

様々な議論が行われ今後も厳しい規制や

象牙の密猟・違法取引に寄与していないことを

徹底する方向になったそうです。

日本文化を守ることは、大変なことなんです。

ちなみに、牛の角はインド産。柘植は植林。

流通の減ったオランダ水牛は、オーストラリア産の牛の角。

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