はん助奮闘記

こだわりの発掘

2018年7月9日
から はん助
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コメントを受けつける設定にしました。

スパム投稿が減ったので

ここ1年間スパム投稿で大変でした。

多い日は一日に送られてくる迷惑メール等は数百件。

今は、月に2~3件ですので対応できるレベル。

現在6月以降の投稿について

コメントの投稿を許可する設定にしました。

書体のことなど気軽に!

書体のことなどお気軽にコメント下さい。

お待ちしています。

自分の名前だったらどんな感じになるのかなど

できるだけお答えしますので…

7月9日、店からの天気。青空と入道雲

記録的速さで関東が梅雨明けと思ったら。

大雨続きで西日本は大変な被害です。

同じような状況に見舞われたら

私のお店も一溜まりもありません。

国のインフラ整備の疲弊を憂えるばかりです。

看板犬は今日も元気です。

早いもので、もう5歳。毎日来店するお客様に

可愛がってもらいとてもありがたいです。

 




2018年7月6日
から はん助
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マイブームと創作印章

趣味の領域?

自分で作った黒水牛+竹の印材

印面サイズ18ミリ丸、丈120ミリサヤ付。当りは象牙。

サヤ付のためケースが無くても印面は保護できる。

さすがにケース入らないし、ケースを作ったら大変お金も

掛かるし、まさにオバケになってしまう。

印を押さなくても、見ているだけで楽しい

自分らしさがそこにはある気がする。

自分が欲しいと思えるかが、まさにマイブームでは。

創作というイメージの持つ罠(わな)

印面(印影)を創作することを私は大切にしている

文字デザインではあるが、印としてまとめることを優先している。

創作する=勝手気まま。と非難することもできる。その通りである

何事でも基礎・基本は大切で、長い年月を経て残っているものです。

勝手気ままにならないよう常に自分を正すことは、意外とできない。

できるとすれば、師(尊敬できる先生)をもつことであろうか、

私の書道の師は広畑筑州。印刻の師は庭野清・土屋和夫である。

私が学んだ師は、皆、妥協は許さないという厳しい面があり、

とっても怖い存在である。

技術は劣化するか?

日々の努力をやめることで劣化しはじめると思います。

どんなに素晴らしい、賞歴の経験者であっても…

特に手を使って行う作業の場合は間違いなく。

劣化しづらい部分は、頭で考える部分で、

評論したり、説明をしたりする能力は残ります。

ただ、一度身に付けた能力(技)は、努力することでまた

元に戻すことはできると思います。

老化によるハンデは年々大きくなりますが…

自分にとってのマイブームは?

日本の古代史ですかね。

縄文時代の遺跡から、稲作の跡が見つかったりしていて

歴史が変わろうとしている。

因幡の白兎に登場するワニですが、

日本ではいなかったとされたワニの化石(6メートル以上の大きさ)が

幾つも近畿で見つかっているなど

年をとってもワクワクする面白い発見が沢山あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




2018年7月4日
から はん助
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輝け!マイブームと創作印鑑

マイブームって…

創られた流行の意味合いが強い「先端こそがカッコいい」という追求の失速のあと

個人の豊かさの実現は多様化が進んだようで、流行に敏感な面がある一方

自分の中での関心・興味・趣味・楽しみは、各自の価値観や感性に基づく等身大の

「個性」が追求されるようになってきたように思える。

「マイブーム」とは…個人的に、はまっていることを指すようで、

別に世間的に全くはやっていなくてもよい

1997年流行語大賞(命名者:みうらじゅん)

創作印鑑の可能性は…

可能性を考えるよりも、発信し続けることができるか?

魅力と感じて貰えるかが全てであろう。

創作とはそういうことで、ない物を創りだすことであり

印鑑(印章)にもできると思えるかが重要。

現状の世界は厳しい、ただ、新しいものは

そういう環境だからこそ生まれると…

お客様の感性と向き合う

少し前に、和文篆の注文を受け

文字デザインを見てもらったときのことですが、

※そのときの印影デザインは公開できないため見本を表示。

ここの線を、こうして欲しい…コピーして指摘通りに修正。

見比べる。また、ここの部分が気になると…修正。

何度か修正を繰り返し。最初の文字デザインと比べて見る

どうもシックリしないようで最初のデザインに落ち着いたり

私も実際デザインを考えるとき同じようなことを繰り返している。

一箇所気になって修正を加えると全体のバランスが崩れ

また、直すといった感じで、それでも何とか試行錯誤しながら

まとめて行く、以外と大変な作業なんです。

創作は文字だけではない?

これは、水晶の持つ色合いの綺麗さと

象牙の持つ印材としての優位性のコラボを形にしたもの

牙次水晶の印材です。

水晶は石材ですので手彫りに適していませんし

繊細な彫刻も出来ない欠点がある。

その欠点を、象牙の印面にすることで補うために加工したもの

とにかく加工費が高額で水晶+象牙の材料費を上回る上

印材屋さんも手間代もでないほど時間がかかってしまうため

数本制作して現在中断中(2~3本は販売しました。)

それ以外にも竹と黒水牛のコラボの印材を自分で作りました。

HPのトップページに載せていましたが、

お客様の目にとまり、今はありません(売れてしまいました。)

木工旋盤が25万円。これがあればと思いつつ…

まだまだ構想は沢山ありますが、印材コストが高くなり過ぎ?

今後の課題です。

 

 

 




2018年6月30日
から はん助
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さくら・を和文篆で彫ると?

毎回違った感じになる?

今まで、「さくら」という女の子の名前を和文篆で2回ぐらい

彫りました。でも今回彫った感じは全然違った感じに…

今回彫った「さくら」

その前に彫った「さくら」

今回の方が読みやすく出来たかなと思う。

前回彫った文字のイメージを参考にしないことで新鮮な

感覚でデザインができたのでは、

最近、和文篆を彫る機会が多くなり今までよりも理論整理が

容易になったこともあるかなとも思う。

ちょっと失礼、看板犬のリュウです。

散歩が大好きな5歳…

一文字づつ見てバランスは取れるのか?

基本的には、一文字づつバランスの良い形で考えます。

でも、それぞれが独自の美しさがあり、丸の中に

収めるときには全体のバランスも大切なので

それぞれが譲り合うことも考慮しなければなりません。

妥協を強いられる部分もあります。

最終的には、全体から受ける印象が重要ですから、

そのへんが創作の難しさでしょうか。

 




2018年6月27日
から はん助
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印鑑の修理(修復)できますか?

枠の欠損を補修

一般的印鑑(柘、黒水牛、象牙)など又は虎目などの石材

間に合わせの修復ならなんでもできると思います。

 

普通の専門店で修理(修復)を受けない理由は

新規の印鑑を販売したいから…

欠けやすい印材(プラスチィック製など)の印鑑だから…

柘など朱肉(脂分)が浸み込んでいるため修復が不可であるから…

修復するスキル(技術)なないから…

修復部分がまた欠ける可能性があるから…

安価な彫刻(機械彫り)のため枠の強度がない印鑑だから…

大体以上の理由ではないかと思います。

その他の修復依頼

中心部分が写らない

全体に綺麗に印影が取れない

サヤ(キャップ)のヒビ割れ

中心部が写らない現象の原因は印材の乾燥不足のため

中心部の陥没が起きる場合(水牛材の場合)などです。

また、印鑑の保管環境もあります。ケースなどに入れていないと

エアコンや季節の乾燥の影響を受けやすい。

②の綺麗に写らない現象は、安価な機械彫りで文字の際

のササクレで起こります。(仕上げ作業の省略のため

③はサヤの交換。

当店への修復依頼は

一番多いのが長年の使用での磨耗・欠損で

彫り直しに適さない植物性の印材(柘・アカネなど)の場合は

油(朱肉の浸透で修復できない)が邪魔して

修復できない等の説明をしているのが現状です。

修復するとは=間に合わせではないので当面安信して使用できる

状態にすることが修復の基本になります。

その他の材料での枠の欠損で多いのが

元々、欠けやすい彫刻方法で彫られた場合です。

この場合、修復することは可能なのですが、

しっかりとした印鑑にするための彫り直しを説明することで

彫り直しを選ばれる方がほとんどです。

間に合わせの修復を嫌う理由

その後のトラブルの発生を懸念するためでは

直してもらったところが、また元に戻ってしまった。

など、信用落とす結果になってしまうことは避けたいから。

やはり…

印鑑を作成するときに、欠けにくい仕様の印鑑を

求めることが大切だと思います。

私が彫刻をした印鑑の枠の欠損による修復依頼は

記憶にありません。

 




2018年6月23日
から はん助
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「凜」女の子一文字の和文篆

女の子の名前「凜」

2017年名前ベスト10の3位の「凜」を

和文篆で彫ってみました。読み易さを優先しました。

型にはまらない柔軟さがないとできないデザインです。

書体の持っている特長、たとえば筆法。

文字の骨格は行書を据える。

柔らかさは草書を、線質は篆書+古印体。

空間を押さえながら印としての重みを保つことなど…

大切なこと

伝統(字法・章法・刀法など)を守ることは

その通りというか、私の立ち位置を考えれば当たり前のこと

基本です。

印章の基本は紛れもなく大陸にあります。

しかし、日本的な情緒を含んだ「倭古印」(やまとこいん)を

見ていると、制作過程や文字の選択など

当時としては最善であり、偶然の産物であったのではと思います。

注文する人の感性に寄り添う柔軟性

印鑑の文字校正を通してお客様の感性を感じることがあります。

文字のバランスを考えて…楷書的に線を増やして欲しい。

読み難いので…3文字のうち、この文字は読みやすいようにして欲しい。

細かいところでは、ここの空間が広すぎる。ここの部分をもう少し太めに。

この文字が小さく見える。等指摘され直したりします。

ときには、そうすると誤字になってしまうかも?普通そのようなやり方はしない

などありますが、できるだけ要望を取り入れながら

印の正当性を保つようにして印を完成させて行きます。

競技会の作品作りと普段の仕事

競技会の作品は、伝統の技の技量を競う事になります。

競う以上時間をかけて作品を完成させて行きます。

職人はその過程を通して、何が大切なのかを

考え、学び、新たな発見をし、体が覚えることで

自力をつけて行きます。そして思考の引き出しを増やして行くのです。

普段の仕事には競技会などで培った多くのものが

フィードバック(出力の一部を入力にもどすこと)されます。

90点の自力があれば、6割でも54点になります。

50点の自力の場合、6割では30点です。

時間効率を高めながら、商いに対応して行きます。

普段から自分を鍛え自力を伸ばす為に

競技会などに向かい合うことで、

普段の仕事のレベルも上がると考えています。

 




2018年6月21日
から はん助
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「結菜」優しい和文篆の書体見本

優しい読みやすい書体

文字は、2017年女の子の人気ベスト10の中から2位の

「結菜」(ゆうな)を選んで和文篆-優の書体で彫ってみました。

A

 

ヨコに配置、右から左へ結菜もう少し読みやすい方がいいのですが、

流れを表現すると、仕方ないかなとも思います。

B

読みやすくして彫り直してみました。

これだと読み易さと引き換えに篆書らしさが薄くなる感じ

でも、これはこれでいいとも思います。

 




2018年6月17日
から はん助
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読みやすい和文篆をデザイン

和文篆に求める要素

彫助の印鑑の書体で人気がある和文篆ですが、

「ひらがな」以外でも創作できないか?

印鑑の書体は、読み難いところがあるので

読みやすく出来ないか、試行錯誤で

彫ってみました。

文字は女性の名前で昨年ランキング1位だった

「咲良」=さら、です。

①読みやすいこと

②優しい感じがすること

③印としての重みが感じられること

以上の3点を考慮して彫って見ました。

「優和文篆」(ゆうわもんてん)とでも名付けましょうか。

見本書体になるのか?

見本書体にするには、どんな文字の組合せでも

同じような雰囲気を出せることが大事な要素。

もう少し見本を彫ってみたいと思います。

お客様の感性が創作の源泉

本当にお客様には驚かされます。

文字デザインを見せて、意見を聞く。

様々な考えを取り入れて、またデザインしてみる。

そのやり取りから、相手の感性を感じる場面が

時々ある。そのような考えから

新しい文字の書体(書風)が生まれてくる。

デザインを考えることは大変ですが、

本当にありがたいことです。

 




2018年6月15日
から はん助
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彫助の印鑑技術の証明

全国技術展最高賞の連覇の快挙

昨日、第22回全国印章技術大競技会の審査結果が

郵送にて届きました。

左の角印(第2部 木口角印・小篆の部)が

経済産業大臣賞になりました。

印文「重要無形民俗文化財高千穂の夜神楽」

右の丸印(第3部 木口実印の部)が

銅賞になりました。

印文「小村寿太郎」

前回大会が経済産業大臣賞でしたので

正直、予想していなかった結果となりました。

実印につては、次回への課題にしたいと

思います。

3日位かけて彫るのかな?

普段の仕事の場合は

このサイズの角印は、1日仕事ですが、

競技会の作品は、取り掛かってから

完成まで、半年ぐらいかかります。

①課題の文字に関して推考し、

印稿作りまでに6割

(印稿=完成の姿を書く作業)

②印材に文字を書く(布字)作業に1割

③荒彫り作業に1割

④仕上げ作業1割

⑤仕上げ後の補刀作業に1割

普段の仕事の合間にしていますから

大した時間ではないです。

とは言っても、補刀作業だけでも

10時間は越えていると思います。

最も大切な事が見えてくる?

作品(印鑑)作りは、文字デザインが出来れば、

9割完成とも言われています。

後は、それを忠実に彫って行くことです。

荒彫りの段階では、作品としての価値はありません。

文字の線に魂というか切れ(シャープさ)を出すのは

やはり仕上げ作業が最も重要であると言えます。

簡単に仕上げ作業と言っても、経験に裏打ちされた

腕(=技・わざ)があってこそです。

世の中の印鑑の大半は…

残念なことですが、世の中の大半の印鑑は、

注文印鑑であってもフォント文字

荒彫りしただけの印鑑が主流です。

せめて仕上げた印鑑をと思いますが、…

 




2018年6月12日
から はん助
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技能を磨き続けるということ

全国印章技術大競技会

印鑑の世界で技術を磨く場が二つある。

大阪の「大印展」と全国印章技術大競技会。

大印展は毎年行われるため、技術を磨くのに

とてもいい腕試しになる。

全国印章技術大競技会は隔年、2年に一度

業界の持ち回りの大会に合わせるようになっている。

今年で22回目の大会

40年以上の歴史はすごいと感じる。

大印展も昨年65回を迎えたので大したもので

大会をここまでやり続けてきたご苦労は

計り知れなく、ただただ感謝の思いです。

今回も作品を出すことに

木口実印の部

木口角印小篆の部

共に一部分。

神奈川県には、全国唯一の印章訓練校が

あり(現在は休校)、その上の教育をするために

研究科(現在は神奈川県印章研究会)があります。

今年も20名以上の生徒が技術の研鑽に

向き合っています。

知識や経験を伝える以外にしていること

技術だけ幾らあっても食べて行けない昨今。

しかし、腕を磨くことでも食べて行けることを証明したい。

それを、生徒達に伝えて行きたい。

指導者である前に、共に生きる先輩でありたいと思う。

「やって見せ」が出来ると、もっと多くのことを

伝えて行ける気がしてならない。

競技会の結果は出ている

木口実印の部・木口角印小篆の部の結果は

聞いている。正式な通知が届いたら

お知らせしたいと思います。