何気ない日々の教訓

推奨期限を過ぎたインクは注意-教訓

彫助の名刺が乾かない

エプソンのプリンターを使っていますが、

インク残量が無くなってきたので、

インクを購入することにしました。

純正インクにこだわっているため

価格は安くありませんが

定価だと一セット2万円を超えます。

前回は出物の中古で

期限内のものを買って問題ありませんでした。

今回は、良い出物がなく、

推奨期限を3年以上過ぎたものを、黒に限り買いました。

これがトラブルの始まり。

優しくこすっても擦れるので

ショウケースの上に数日間置いて

乾かしましたが、一向に

擦れてしまいます。

気持ちを切り替えて再度、黒のインクを購入することに

その後は、擦れることもなくなりました。

乾かない現象はやはりインクの乾燥成分劣化なのかもしれません。

6,000円は無駄になりましたが

良い勉強になりました。

推奨期限のない印材

印鑑の印材は、まったく逆です。

水牛材は加工して日が浅いと

印材の中心部が陥没します。乾燥による

組織の収縮などで、

十分な時間を過ぎていれば大丈夫です。

ときどき、お客様からの問い合わせの中に

印鑑の中心部の写りが悪いというのがありますが、

そのことが要因である可能性があります。

 

 

 



小田原のはんこ職人。創作印章をはじめ文字の可能性を模索する日々を送っている。印号=舟月(しゅうげつ)。

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