はん助奮闘記

こだわりの発掘

印鑑選びのコツ・小田原印判

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傘と印鑑は必需品

傘は、日常生活を営む上でなくてはならない必需品です。

雨が降れば傘をさす。当たり前のことです。

同じように、印鑑も役割があり使用されています。

意思の確認のため印を押して残すことです。

傘と印鑑の違い

多くの場合、傘がなくても雨に濡れるだけで

お風呂に入り着替えれば、とりあえずリセットすることができます。

雨から守られるのは、傘を差した本人だけです。

さて、印鑑はどうでしょうか。

まず、多くの場合本人だけではなく相手が存在するケースです。

「限定された記載について証拠を残して証明する」。ことが求められます。

意思の確認のためで、後々問題が生じてもさほどでもない場合もありますが、

金銭を伴う場合は、損害の発生も考えられます。

そのため印鑑には、見た目以上の役割があることを認識しておくことが大切

と言えます。

野菜と印鑑

野菜を買うとき、多くの場合生活圏の中で求めることでしょう。

近くのスーパーではなく遠くのスーパーへ何時間もかけて買いに行く

ことはしないと思います。その理由として品質にあまり差がないからです。

それでは、印鑑の場合はどうでしょう。

はんこ屋が近くにあるから。デパートだから安心。通販だから便利。

この「近い」「安心」「便利」は買い物に於いて重要な要素でありますが、

それも品質にあまり差がないということが前提にあるように思います。

傘であっても、野菜であっても、これは開運です運が開ける。とはなりませんが

印鑑には多く使われ、利用され、殺し文句になっています。

機械化の影響で簡単にはんこ屋さんが営まれているのが現状です。

農家のように愛情と責任をもって、長年の経験で野菜を作っているのとは違います。

一週間あればはんこ屋さんができてしまうのです。

はんこ屋さんが販売している印鑑は、あまりにも品質に差があるということです。

意外な落とし穴

野菜の場合、生産性は生産者の生活に直結するため

最低限の農薬の使用は認められています。

それでも消費者の健康に問題にならないような配慮がされていると思います。

印鑑の場合も印鑑専門店(印鑑を彫る技術をもっているお店)の多くが

印鑑の重要性を認識して、モラルに反しないよう努めていると思いますが、

そのようなはんこ屋は、とても少数になりました。

薄利多売が可能な環境では、モラルは存在していません。

見分け方の方法として価格が参考になりますが、これも絶対ではありません。

広告宣伝に多くの投資ができるはんこ屋はどのようなはんこ屋か

見極めるのも良いかと…

一本の印鑑を彫るには時間と技能が必須であることに変わりません。

技能検定一級は手彫りで行われますが、法人の代表印(廻文・かいぶん)

4~5時間前後で彫っています。

一方、機械彫りの彫刻では早いもので6分~7分(仕上げしないとこれで完成)

機械彫りだけの印鑑に比べ、手彫りの場合トータルで20倍以上の手間が掛かって

いると、それだけ手間をかけないとしっかりとした印鑑はできないということです。

技能士(印鑑職人)=いいハンコ!?

しっかりとしたハンコを彫るための技能があって=いいハンコができる。

このことは当たり前のことですが、技能を持っているはんこ屋さんがすべて

いいハンコを彫っているとは限らないということ、

技能は、継続してこそ技能です。そして劣化するのも技能です。

若い時に優秀な技能を身につけて、多くの受賞歴があっても

その後の継続(努力)がなければ、彫る感覚は劣化します。

頭ではイメージできても、身体とくに指先は動いてはくれません。

しかし、商売では優秀な技能を旬が過ぎても掲げ続けます。

ここを判断することは難しいことですが…

老舗のはんこ屋さんにも少なからずありそうな気がします。

昔取った杵柄(きねづか)って感じです。

作り替えるという選択肢

印鑑を作って登録しても

印鑑は簡単に改印できます。(法人の場合は少し大変ですが)

自分に合った印鑑を探すことも良いかと思います。

最良と思える印鑑はあなたとこれから長い間共にする

相棒ですから。

 




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