はん助奮闘記

こだわりの発掘

和田印房…創業46年に幕?

営業の父、技術の息子?

私が小田原市栢山にお店を構えて、

早いもので12年が過ぎようとしている。

昭和60年より店舗拡大で小田原へ新店舗を構え

新規開拓は父、印鑑の彫刻は私、

とにかく最高の技術を提供するために

二束の草鞋をやめて、

自分は地域の様々な経営に係わることから退き、

小田原でハンコといえば、と言われるよう

手を抜かず、もっといいものを彫ろうと

明け方まで印鑑を彫っていたことを思い出します。

彫ってこその技術

彫り続けてこそ腕は上がります。

一級技能士の試験に合格したのが63年ですから

どれ程、湯河原店・小田原店を御利用下さった

方々、お客様に自分が育てられたか感謝の想いは

今でも、常にあります。

三代目を店に入れられず、独立の道を選択したことは…

評価は二の次

私は、現在でも印鑑を彫り続けているわけですが、

彫助のハンコは、綺麗に捺せるとか、文字がいいとか、

印鑑を扱う窓口の人が言ってたとか、時々耳にすることはあります。

とても励みになっています。

しかし、評価は見えないことも多く

比較する場面があれば判ってもらえるかなという程度。

それでも、常にいいものを彫り続ける

姿勢は変わらずにいたい。

二度の大臣賞を受賞

はんこ(印章)の技術を競う全国展で、

密刻(文字以外に絵や柄の表現を含む)という特殊な印の分野で

木口(印鑑の彫刻)の部門と

ゴム印(彫ゴムの彫刻)の部門において

大臣賞を受賞できたことは、

技術を第一としてきた結果だと思います。

パフォーマンスとは異なる世界

技術と言っても、技術の競技会は伝統を重んじた上で

表現することが求められます。審査するのは、

保守的なプロ達ですから、

パフォーマンスの世界は、一般大衆へのアピールであり

営業的側面も持っています。

お疲れ様…

父は現在86歳、私は55歳。

老眼、ではなく、大人のメガネをかけて

もう少し自分は走り続けようと想います。

一級工房彫助

 

 




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