はん助奮闘記

こだわりの発掘

二極化と受け皿としての確かな印章の必要性

現状は…

昨年10月に、新政権よる行政改革を

丁寧な説明もなく、強力に進めるという

メッセージが河野行革大臣によって

発信されました。

特に「押印廃止」の印影をSNSにより

配信した件については、本当に無神経な

政治家だなっと…残念でならない。

また、

メディア報道と相まって

印鑑不要のイメージがあっという間に

世間に広まってしまいました。

若い世代は戸惑っているようで、

古臭いハンコは時代に合ってない

感じがするのでしょうか?

平成という楽な時代

ハンコ屋にとって平成ほど

楽に商売ができた時代はなかったと思います。

昭和の40年までは、印鑑といえば

手彫りが当たり前でした。

上手下手は関係ありません。

手で彫るしか術が無かったのですから、

昭和の後半には半自動の機械が現れ

少しは楽になりました。

しかし、文字を書くという基本的なことは

求められました。が、

平成という時代は、印鑑の文字フォントができ、

全自動された機械が作られ

基本的な知識などないハンコ屋が

多く現れた時代です。

令和という時代

現在も続いているコロナ禍の中で

印鑑を悪者にして、新しいことが動き出そうと

していますが、印鑑の役割は変わりません。

しかし、印鑑を生業としている人達にとって

大変です。

特に技術を守り手作りを大切にしている

職人さんにはまるで氷河期のようでしょう。

世の中に、しっかりとした印鑑を望む人たちは

います。が、

次の世代に渡っても提供できる職人がいなければ

どうにもなりません。

日本には印章を大切にする文化がある…

明治から続いている個人印の実印制度

時代が変化しても100年以上にわたり続いています。

政府は世界標準を目指していますが、

きっと、世界は日本化してゆくように思う…

どのようにして印鑑職人を育てて行こうか

自分の中では、イメージができているのですが、

条件をクリアー出来たら実行してみようと思っています。

そのために令和元年10月から続けていることが

まだ道半ばで、実感としては後何年位かな…

挫折しなければです。

落語家で人間国宝の柳家小三治がまくらの中で

幼い頃からのことで「ものわすれ」に触れていますが、

このまくらを聞くたびに勇気を貰っています。

楽をして儲けることに慣れてしまったハンコ屋さんは、

この業を継続するために発起することができるか、

または、違う道を選ぶか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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