はん助奮闘記

こだわりの発掘

和文篆はひらがな文字の創作書体

和文篆は創作印章のひとつ

和文篆を創作するきっかけにはいろいろありました。

ひらがな文字は日本独自もので篆書や隷書などがありません。

印章の文字は、篆書体(神聖文字)の使用が大変多く、

篆書体の中には印篆と呼ばれる印章にするための文字があり、

長い歴史の中で使用されてきました。

日本ではひらがな印もありますが、

空間を抑えながら、立派(太さによる視覚的効果)に見える

書体はありません。

ひらがな文字の美しさを保ちながら立派な書体を

模索して出来上がったのが和文篆です。

注文印章で解説

印文は「つぐみ」です。

書体は和文篆。

実際に今戴いている注文であるため

詳細は公開しませんが、和文篆の印鑑デザインが

できるまでの流れを解説してみたいと思います。

①文字の形を書き出す作業。

イメージを広げるために

必ず行う作業です。

この作業は、実際の円の中に

如何に収めて行くのか多く書きます。

仕上がりのイメージが出来るまで

何回でも書いてゆきます。

ここが一番の難関になります。

③イメージが出来てきたら

丁寧に書いてゆきます。

柔らかさを線の交差するところに

加えて行きます。

次に、線の強弱や転折を考えながら

更に修正をしてゆくことになりますが、

常に全体のバランス、文字同士の間合い・大きさなど

同時進行で考えて行きます。

それで1段階目の作業は終わりになりますが、

大体出来上がった文字デザインを

眺めては修正を加えながら更に直して行きますが、

どうしてもしっくりこない場合は

最初からやり直すこともあります。

画像は「み」の一部ですが、

「つ」と「ぐ」は何回も書き換えて

バランスを取ることが出来そうです。

全体の画像をお見せできないのが残念ですが、

当店の注文で一番人気の書体です。

 

 

 

 

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