はん助奮闘記

こだわりの発掘

篆刻の面白さと覚悟

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ボツを恐れずやってみる。

「出入君懐袖動搖微風發」

君の懐袖(かいしゅう)に出入りし、動揺して微風をば発(おこ)す

意味…とのごのふところにさえ、出入りして、ゆれ動いては、

ここちよい風をそよふかす。

「裁為合歓扇団団以明月」

裁ちて合歓(ごうかん)の扇(うちわ)とすれば、

団団(だんだん)として明月に似たり

意味…そのきれを裁って、合せうちわにに仕立て上げると、

まこと円やかで、明月にもなぞらえられるほど。

共に漢の女流作家、班捷(女偏)予(女偏が付く)(はんしょうよ)、

の怨歌行の句。

予想通りのボツ

前に彫ったものが選ばれる結果になりました。

前に彫った方が、印象が強い。その他にも指摘いただきました。

書道展への出品は、篆刻作品は初めてです。

実用印の世界で培った感覚がツキマトイ

なかなか思い通りにはゆきません。ハードルは高い。

お店から眺める富士山。

篆刻の面白さと覚悟

まだまだ篆刻の本当の面白さを表現できないが、

彫るという作業のすべてのことが、如実に現れる世界。

運刀の迷い…この部分はどう刀を運び彫り進めてゆくべきか?

起筆・終筆・運筆の形の習熟度等さまざまな迷いは

印影に現れる。その辺は書道と同じで面白いと感じる。

確かに経験を重ねて、彫るという感覚は身に付くと思うが、

最後は、文字の理解というか、覚悟をもって、篆書をいかに書道という

中で消化してゆくことができるかと感じる。

日本、中国を問わず優れた篆刻家は、優れた書家ということです。
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